せん断補強筋の岸鋼加工によくお寄せいただくご質問にお答えしています。
以下の内容以外にもご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

鋼材の見分け方は?

SD295、345、390はロールマークで見分けます。

種類の記号 SD295 SD345 SD390
種類を区別する
表示方法

コンファインド効果とは?

コンファインド効果とは、コンクリート部材を横拘束することにより、せん断強度や靱性が向上する現象をいいます。コンクリートの横拘束筋により、せん断筋の内側のコアコンクリート部分に亀裂などの欠陥が生じにくくなるため、剛性の低下が抑制されます。また、外力に対して急激に変形が進む(スリップ)現象が起きにくいため、地震動などのエネルギーを吸収する能力の低下も起こりにくくなります。

フラッシュ溶接とアプセット溶接の違いは?

フラッシュ溶接とは、突き合わせ抵抗溶接の一種で、通電の初期は強い加圧を行わず、単に接触のみを行います。その後、溶接電流を通じ接触部を火花として溶融飛散させるようにして、その間に接合部全体を十分加熱し、ついで強く加圧して全突き合わせ面を接合する溶接です。 一方、アプセット溶接は、2部材の端面を突き合わせ、加圧しながら抵抗発熱を起こして接合する溶接です。

自由にフープの形状を変えることは可能ですか?

当社のせん断補強筋は、平行四辺形や多角形などフープの形状変形にも対応可能です。詳しくはご相談ください。